台湾はなぜ親日か?八田與一と妻外代樹(2)

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 世界中のすべての方が幸せにありますように!
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2020年 令和2年
6・6(土)
 
   台湾はなぜ親日か?(2)
   八田與一(よいち)と妻外代樹(とよき)

 姫野です。
 今日京都はくもりのお天気です。
 蒸し暑い季節になって来ました。

 ど~も、いががお過ごしでしょうか。
 自転車置き場・地下鉄入口などに
 ツバメが巣作りをしていて下を通るときに
 少し注意が必要な時期になりました。

 醍醐のスーパー「平和堂」で角切りにした
 スイカブロック(390円)で販売していて
 ここのところ毎日スイカをいただいています。
 もうスイカが美味しい季節になりました。

 若竹・若葉も目に心地よいです。

  醍醐寺は 笹船かよう 若葉かな

             修一郎
 (意)
  醍醐寺の笹と若葉の美しさを楽しんでいる
  風流なイケメンの詠者の句と言えましょう。
  
 連日のコロナ報道に加え、悲観的な経済・政治
 ニュースの続くこの頃ですが、自然を眺めて
 癒されている僕です。
 あなたはいかがでしょうか? 

 さて
 台湾に大きく貢献した日本人
 八田與一(はったよいち)1886年 ~ 1942年
 その妻、外代樹(とよき)
 の話の続きです。

1「台湾の不毛の大地を緑野に変えて
  今も尊敬される日本人技師八田與一」

 與一は1886年2月21に石川県金沢市に
 5男として生まれます。
  東京帝大土木科に入学、大学在学中から
 少し変わった人物で、教授からは「大きな仕事
 が合っている」と言われます。

 1910年24歳のとき日清戦争で日本の植民地となった
 台湾総督府の土木技手を拝命し、台湾に渡ります。

 当初は台南市の上下水道整備にたずさわります。
 1917年31歳のときに金沢の兄の世話で、
 同じ金沢の外代樹(16歳)とお見合い結婚
 
 台湾は平野が少なく、嘉南平原が台湾で一番広い
 (東京23区の2倍程度)平原でした。しかし、水がなく
 塩害もあり、わずかな収穫しかない不毛の大地でした。

 32歳のときこの嘉南灌漑事業調査を積極的に進め
 灌漑事業計画を提出します。
  それは烏頭山に当時東洋一となるダムを造り
 水は山を貫く遂道をつくり引いてくるという
 大事業計画です。
 しかし、その規模が大きすぎ「それだけの予算は無理、
 半分の規模にしろ」と言われます。

 しかし、その規模では嘉南平原の半分しか
 灌漑できない水量のダムになり、同じ平原で
 「台湾人に貧富の差が生まれてしまう」と與一は主張。
 ゆずりません。
  與一の頭には地元の台湾人にもっとも利益になる
 事業にしたいという熱い想いがありました。
 
 それで、結局半分は地元の台湾人の負担とする
 ことにして「組合を結成して事業を進める」こと
 ならよいということになります。
  與一は喜んで総督府技師を辞め、その組合の
 技師を拝命し就任します。
  これから完成までの32歳から44歳までの
 12年間をこの事業計画に没頭することになります。

 <大事故発生>
 與一36歳1922年烏頭嶺遂道でガス爆発発生、
 50余名が死亡。
  與一は犠牲者宅の一軒一軒をお詫びに回りました。
 そのとき、台湾の家族の方から
 「いや、主人はこの工事にたずさわれることを
  誇りにしていました。ぜひ工事を完成させて下さい」
 との言葉をいただいて、続ける勇気をもらいます。

 <予算削減命令>
 與一37歳のときの1923年関東大震災発生、
 それによりダム予算の削減命令が出ます。
 当時日本人と台湾人が約半々で働いて
 いました。
 上からは「台湾人を解雇すればよい」という指示でした。
  しかし、與一は「日本人の方が他に働き口が見つかる。
 何といっても、このダムは台湾の方のためのダムだ」
 と日本人をほぼ全員解雇して、台湾人の方を残しました。
 「台湾人が全員解雇される」といううわさが流れていた
 なかでの與一の決断でした。

 <烏頭山ダム竣工>
 與一44歳1930年についに烏頭山ダム完成。
 與一は台北市に転居
 以後は台湾全島の土地改良等の業務に従事

 1942年與一56歳のとき陸軍省より
 南方開発派遣要員としてフィリピン派遣を命ぜられます。
 部下3人とともに大洋丸にてフィリピンに向かいます。
 しかし、五島沖でアメリカ軍の魚雷攻撃により沈没。
 死亡。遺体は萩沖での漁船の網に引き上げられました。
 
 戦後、八田與一を慕う台湾の方により
 烏頭山ダム湖畔は公園となり
 八田與一記念館・銅像が建てられました。

 妻外代樹については、明日にしましょう。
 つづく…

 ではでは
 愛を込めて!

 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)
 ana38655@nifty.com

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。
 
 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
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